事例CASE

物流会社の事例

物流会社の事例
2024年問題に揺れる物流業界は、燃料費の高騰、価格転嫁の遅れなどで、会社経営に深刻な影響が出ています。そのような状況下で、ファクタリングマッチを利用してファクタリングを行った物流会社社長に話を伺いました。

今回ファクタリングを利用することになった経緯

ー今回ファクタリングを利用することになった経緯を教えてください。

当社は、優良顧客を持っていますが、環境の変化が激しく、資金繰りが厳しい状況となりました。現状、これ以上の銀行借入は難しく、スポンサーからの資金調達も難航したため、ファクタリングを利用することとしました。

―なるほど。ファクタリングの前に、銀行借入やスポンサーからの資金調達も検討されたのですね。

はい。ファクタリングは比較的コストの高い資金調達手段なので、最後の手段として利用することにしました。

過去に利用したファクタリングについて

―過去にファクタリングを利用したことはありますか?

はい、オンライン系ファクタリング会社を1度利用したことがあります。2者間ファクタリングで1ヶ月現金早期化の手数料は5%程度でした。

―どのようなことを感じられましたか?

2点あります。

1点目は、一般的な手数料より低めだったと思うのですが、経営としては非常に苦しいので、少しでも安くしたいと感じました。

2点目は、経理担当者にかかる負担が大きかったことです。手数料を下げるために、複数の業者に見積りを取るよう指示したのですが、業者ごとに必要資料や申込み記入様式が違うため、想像以上に大変でした。特に月末、繁忙期での相見積りは困難だと思います。

―手数料を下げるためには、相見積りをとって比較することが有効ですが、ご担当者様にかかる負担が大きいということですね?

はい。当社の場合、経理部長1人で全作業をこなしています。中小企業は、どこも同じだと思いますが、マンパワーに余裕がありませんので、相見積りを取るといっても2−3社が限界です。

複数のファクタリング会社と取引することの重要性

―今回、ファクタリングを利用するにあたって、前回利用したオンライン系ファクタリング会社には見積りを依頼しましたか?

もちろん、第一候補でしたが、審査落ちとなってしまいました。数ヶ月前に利用した時と同じ売掛先だったので審査落ちは意外でした。理由は不明です。

―いざという時にファクタリングが利用できない場合、死活問題になりかねません。複数のファクタリング会社と取引関係を維持しておくことが重要ですね。

売掛金額が基準を超えていたのか、ファクタリング会社の資金の都合なのか、いずれにしても、経営としてリスクを分散しておく事の必要性を痛感しました。

ファクタリングマッチを利用した感想

―ファクタリングマッチをどのように知ったのですか?

資金繰り支援の専門家から薦められ知りました。

―見積依頼はいかがでしたか?

手間をかけずに3社から相見積りが取ることができました。

案件登録時の必須書類は請求書のみでしたが、審査を有利に進めるため、任意ですが、売掛先との取引履歴が分かる通帳のコピー、登記簿謄本、決算書を追加でアップロードしました。一度アップロードすると、全社に共有されるので楽ですね。

ファクタリング会社からの依頼に応えることで、審査が通りやすくなるだけでなく、手数料が下がる可能性が高くなるので、積極的に対応しました。

―概算見積金額はいかがでしたか?

最も高い概算見積額を提示して頂いたビートレーディングさんにお願いすることにしました。手数料で見ると、前回利用したオンライン系ファクタリング会社より低かったので、大変助かりました。また次回ファクタリングを利用する際には、ファクタリングマッチで相見積りを取りたいと思います。

―そのようなお言葉を頂き、私どももうれしく思います。ファクタリングマッチは、本見積ではなく概算見積しか取れませんが、不便はありませんでしたか?

利用者としては、そもそも審査に通るのか、通るとしたらいくらくらいで買い取ってもらえるのか、まずは概算でいいから知りたいです。そもそも審査に通る見込みがないなら、手間をかけたくないですから。

ファクタリングマッチでは、最低限必要な情報を登録することで、ファクタリング会社別に見積可否が分かり、可の場合、概算見積として上限と下限を示してもらえるので、見通しを立てやすかったです。

―ファクタリングマッチに対する改善点や要望などあれば教えてください。

概算金額だけでなく入金までの日数も分かるようにして欲しいです。資金繰りが切迫している時は、金額と入金までの日数も重要ですので。

―ありがとうございます。今後の開発計画の参考とさせて頂きます。今日はお忙しいところ、ありがとうございます。